ルノワール
2010年 06月 03日
先日、私の本業であるお教室の小学生の生徒さんと一緒に、ただいま開催中の「ルノワール展」へ行ってきました。
ただただ私が行きたかったのと、そこへ息子も「みにいきたい」といった一言で、お教室のみんなを巻き込んでいってきちゃいました。
小・中学生は入場料無料だと言うこと、金曜日だけは午後7時まで開館していると言うこと、これはとても嬉しい事です。
金曜日、学校帰ってきてすぐに最寄駅に集合。
息子の学年は、目の前の運動会の練習で連日ちょっと遅くに帰ってきたりするのですが、それでもぎりぎり集合時間にみんな間に合いました。
みんな美術館に絵画をみに行くのは初めてとのことで、「退屈しないかなぁ~」って心配しながらいきました。
ただ、みんなには「1つでもいいから、お気に入りの絵を見つけようね!」と、お題は与えておきました。
思ったよりも人は込んでいなくて、そして思ったよりも絵画の点数は少なく、なかなかいい感じでした♪
でもやっぱり子供たち、飽きる、じゃないけど、見るのが早い、早い!
私はまだ最初の方を見ていたんだけど、子供たちはみんな何度も何度も私のところに来て、無言なんだけど多分「まぁ~だ?」と聞いてるようで(^^ゞ
仕方ないですよねぇ~。
何の知識もなくえを見ても、つまらないのはよく分かる。
書いた人の歴史だとか、エピソードとか、時代背景に見慣れた「目」があってこそ、おもしろいと感じるものかもしれないし。
それでもみんな、私が最後まで見終わるまで何周も何周も回って待っていてくれたようです^^
(ありがとね*^^*)
一枚100円の絵葉書、お気に入りの絵を買っている子とか、お母さんへのお土産にと買っている子がいました。
お土産の物色は、楽しいね。
でも、節約のため(?)かわずにぐっと我慢の子も。
ごめん、私、絵はがきコレクターだったりするから、「せんせー、そんなに買うのぉ?」って思われてたかもしれない…
そして図録もちゃっかり買ってきました。
できるだけ子供たちが見てないうちに買ったつもりなんですけどねぇ…
帰りは、実は今日一番のみんなのお楽しみ、マックで晩御飯。
美術館の近くのマックによって食べてかえってきました。
きっと絵なんてすごくつまらなかったんだろうなって思ってたんです。
お気に入りなんて、ひとつもなかったかなって。
でもね、皆それぞれお気に入りを見つけていました。
ただちょっとおもしろかったのが、子供たちみーんな、人物画にはあまり興味がなかったみたい。
ルノワールと言えば、肖像画とか人物画に魅力を感じる人が多いのにね。
息子以外はみんな、お気に入りは静止画でした。
(息子はちょっと変わってるんですわ…)
帰ってから息子に今日の感想を聞くと、おもしろい意見が。
「あんなー、お母さんとか大人は子供が描かれてるえを見たら、かわいいなーとかきれいやなーとか思うかもしれんけど、俺らにしたら、自分と同じくらいの子供が描かれてる絵みても、『何でこいつこんなえーかっこして書いてもらってんねん』とか思って、面白ないねん」とのこと。
なるほどねー。
だからみんな静止画なんだ。
おもしろい発見でした。
by aoitoriaoitori
| 2010-06-03 22:41
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